親鸞聖人のコラム⑦

親鸞聖人コラム⑦親鸞聖人は、20年間ご修行なされた

思い出深い比叡の山を下りられ、

六角堂での100日の祈願をされましたが、

なお後生の解決に明りが見えず、

京都の街を呆然とさまよい歩かれていた時、

四条大橋でかつての比叡山での法友、

聖覚法印にばったり出逢われました。

 

「定水を凝らすといえども 識浪しきりに動き、

心月を観ずといえども 妄雲なお覆う。

しかるに一息追がざれば 千載に長く往く」

(歎徳文)

 

吸う息・吐く息に、

永遠の苦患に沈む自己を知られて、

居ても立ってもおれない不安に襲われながら、

この一大事、どこかに導きくださる大徳はないのか、

高僧ましまさぬかと、泣き泣き下山された聖人は、

法友である聖覚法印から、阿弥陀如来の本願を説かれる、

吉水の法然上人のまします事を知らされたのです。

 

真っ暗がりの中をさまよっておられた聖人にとって、やっと訪れた一条

の光だったのではないでしょうか。

 

ゆかりの地このイラストは「吉水の草庵」です。

法然上人がおられた吉水の草庵は、

親鸞聖人が出家された青蓮院と、

地図で見ると隣にありました!

 

親鸞聖人が出家されたのは9歳の時。

法然上人は親鸞聖人よりも40歳上で、

もうこの頃には吉水の草庵に

おられたのだそうですね。

 

もちろん9歳の親鸞聖人が

出家先を選べるはずもないとは思うのですが・・・

すでにすぐ近くにおられたのかとそう思うと、

巡り巡って出逢われたことがより一層不思議に感じられます。

 

イラストは、長い階段がとても印象的だなぁと思って

階段を強調したかったのですが、難しいですね・・・(+_+)

 

アニメの中でも吉水の草庵は、

階段がとっても長く描かれていましたよ。

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